旧姓。
最近、ライン上で大学時代の仲間達と話す機会がありまして。
なんか、妙に嬉しいのが旧姓で呼ばれること。
何でしょうね、この気持ち。
旧姓で呼ばれると、昔の「自分」という個人に戻った気がするんですよね。
ノリスケ君もそう。
私のことを旧姓で「○○さん」と丁寧に呼んでくれるのが、すごく嬉しい。
自分で自分を認識できる感じ。
結婚して今の名字になれた時、それはそれは嬉しかったです。
だって、大好きな人の名字だから。
でも、
この名字で生きてきた13年間で、新たな自分を造り上げてきた気がします。
養ってもらう生活、家事や育児、親戚付き合い…そんな結婚後の当たり前のやりとりのなかで、本来の自分らしさや、良いところ悪いところ、それらが無くなってきたように感じるのです。
どうして子供に合わせなければいけないの。
どうして夫に気を遣って我慢しなければいけないの。
どうして好きなように暮らせないの。
ずっと違和感を感じていました。
自分軸が全くありませんでした。
そのうち、
結婚したこと自体が間違いだったんじゃないか。
私は母親になってはいけなかったんじゃないか。
もういっそ、一人に戻った方が良いのではないか。
そんなことまで考えていました。
でも、それは違うのかなと思い始めています。
合わせたくなければ合わせなければいい。
やりたいことはやればいい。
好きなように暮らせばいい。
それをしてこなかったのは、私。
母親ならこうするべき。
良い妻ならこうするべき。
家族とはこうあるべき。
そんな自分で勝手に造り上げた考えに縛られていました。
それと同じように、家族のことも縛っていたのです。
ちょっと変わったお母さんでいいじゃん。
自分勝手な妻でいいじゃん。
人とは一風違った家族の形でいいじゃん。
幸せならそれでいい。
私は私の人生を生きよう。
最近、楽に生きられる自分のレールを見つけ始めたところです。
さ、簿記勉強、簿記勉強!